児童発達支援 創作クラスのご紹介【大和西大寺北校】

2022.02.02

児童発達支援 創作クラスのご紹介【大和西大寺北校】

1月のカリキュラム紹介

  1月の創作クラスでは、ししまいを作ったり、人物画を描いたりしました。
 創作クラスは、切ったり、貼ったり、描いたりするだけではなく、粘土を扱ったり、工作なども取り入れています。
 切るや描くなどの作業では、より巧緻性が求められる課題を練習します。
 切るでは「直線」だけでなく、円や曲線などを切る作業を多く取り入れています。ハサミをジョキジョキと動かすだけでなく、滑らせるようにするなどの使い方を学ぶことができます。
 描くでは、様々な形を描くことを必ず練習しています。円錯画などから始まり、階段、樹木、人間などさまざまな題材を用意しています。描き方を説明し、コツなども伝えながら取り組んでいます。今回は2週続けての人物画課題に取り組んでいる様子をご紹介します。


 この人物画は、まず体の部位を知る目標を立て、下描きをしてから全身をうすだいだいの絵の具で塗っています。この時、指先なども絵筆で仕上げるのでとても細かいコントロールが必要でしたが、みんな頑張って描き上げていました。絵の具が渇くのを待って2週目では、その上から洋服や髪、表情などを描き足して仕上げました。
 四つ切画用紙に描いているので、塗る面積も大きく、大変な作業でしたが、集中して取り組んでいました。
 創作クラスでは、絵を描く課題でも2週に分けるなど、複数の目標や課題を設定した取り組みを行いながら、話を聞く力、手先の操作性やコントロール力、大人や子ども同士でのやりとりなどを楽しめるようになっています。


 今年度は残りわずかとなっていますが、2月には節分やバレンタインデー、ひな祭りなどを意識した製作を予定しています。
 いろいろな方法で思いやイメージを表現できる経験を積み重ね、「できた」という達成感を感じられるような取り組みを進めたいと考えています。