子育てサポート広場　ゆるやかな親の会

日時：令和5年6月3日(土)　　　14：15～16：15

場所：子育てサポート・ふれ愛　相談支援事業所

対象：子育てサポート・ふれ愛をご利用の保護者

 

昨年から始まった「ゆるやかな親の会」も今回で3回目の開催となりました。

これまでのアンケートよりご要望の多かった「テーマ別座談会」の内容でご案内をしたところ、小学生の保護者様が13名お申込みをしてくださいました！

日々お忙しい中ご参加して頂き、本当にありがとうございます。

 

 

事前にどのようなテーマでお話ししたいかのご希望を伺ったところ、やはり

「学校や家庭での勉強のこと」「自立に向けた家庭でのサポートのこと」

をご希望される方が多かったです。

日々のお悩みは「学習」「自立に向けた今後のこと」が共通のテーマの様ですね。

 

ご参加人数も多く、お話をしたいテーマもそれぞれなので、テーマに分かれて

グループでお話をしようと考えていましたが、多数決の結果、全員で同じテーマでお話をすることになりました！

段々とお顔見知りが増えて、お話しがしやすくなっておられることと、全ての

お話しを聞きたい！という熱心なお気持ちの表れだと感じました。

 

 

「学習のこと」では、「2年生になってから急に板書の量が多くなり、先生の話に集中すると板書が追い付かなくなり、また板書に集中すると先生の話がきちんと聞けなくなる・・・」というお困りごとからお話がスタート。

　これに対して、4年生の保護者様からは、学校の方で板書をしなくてもよい様にプリントを用意してもらうなどの対応をしてもらっているお話しや、学年が上がるにつれて成長も期待できること、またビジョントレーニングを行っている効果もあり、板書が上手にできるようになったお話しがありました。

 

その他は漢字ノートのお直しへの対応方法、宿題への保護者の関わり方や、学校にどのようなことを相談したり、お願いしたらよいか・・など熱心な意見交換が交わされました。

　ご自分のご経験をもとに、それぞれの考えや工夫をお話ししてくださり、とても活発な意見交換ができました。

 

 

また「習い事」についても、「どんな習い事をされていますか？」というお話しから、それぞれの習い事のご様子を伝え合いながら、習い事をすることで自分の好きなことや自信をつけることができれば良いが、周りのお子さんと同じように上手くできないことで、自分に自信を無くしたり、トラウマになってしまわないか・・・というお母さんの優しさからくる不安な気持ちをお話しくださった保護者様もおられました。

　それぞれの習い事のお話を聞きながら、熱心にメモを取ったり、質問されたり・・・良い情報交換ができたと思います。

 

「自立に向けた家庭でのサポート」については、各ご家庭でのお手伝いの工夫をお話し下さいました。例えば、食器洗いでは「包丁は危ない」「きれいに洗えないかも」と心配なこともありますが、危険な物や洗いにくい物は先に洗っておき、お子さんが洗いやすい物だけを残してお手伝いしてもらうことで、お子さんの意欲を損なわずに取り組ませてあげられる・・というお話がありました。「お手伝いは無理だろう」「自分でした方が早くてきれいだ」と思いがちですが、そのお子さんに合ったお手伝いの方法を先に調整することが必要なのだと学ぶことができました。

 

自立に向けて様々な社会経験をさせておかないといけない・・・と保護者の皆様は一生懸命考えておられると感じました。

そのことから、放課後等デイサービスで力を入れている「身の回りのことの自立」「掃除・整理整頓」「買い物」「調理」「社会のマナーやルールを学ぶ」などの活動が、大切であると改めて考えさせられました。

 

「ゆるやかな親の会」終了後、ご退席はされずに、自然にグループに分かれて、お話しに花が咲いていました。そのご様子を見させてもらい、この場が保護者の皆様が中心の場になってきている・・・と感じ、非常に感激しました。

　次回は来年に予定をしている「ふれ愛フェスティバル」の企画を検討したり、今回の様に和気あいあいとお話ができるといいなと思います。

 

ご参加してくださった皆様、本当にありがとうございました‼

そして、今回ご参加できなかった皆様も、ぜひお気軽にご参加してくださいね。

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