令和５年６月１５日（木）１５：１０～１６：２０

スペシャルおしゃべり会「ことばの発達について学びましょう」

を実施しました。

 

 

今年度第1回目の「スペシャルおしゃべり会」は年中さんを対象に当法人の言語聴覚士が
「言葉の発達」についてお話をさせて頂き、ご質問にもお答えする場を企画しました。

今回はことばの発達に興味を持って下さっている保護者様が多数お申し込みを下さり、
関心の高さを感じました。

 

 

 

はじめに、言語聴覚士より「ことばの発達と感覚の発達」についてお話しをさせて頂きました。ことばやコミュニケーションの発達の前に、感覚全体の発達がベースにあり、その上に姿勢を保ったり、バランスを取ることができ、そして運動の発達、認知の発達の成長があって、その先に言語発達につながっていくのだということを学びました。

 

 

 

 

ことばに注目して、ことばの練習にばかり力を入れたとしても、その土台となる姿勢の保持や運動、認知の部分の発達がある程度積み上がっていないと、安定した力にならない・・・というお話がありました。

そのためにも、「いろいろなことを経験する」ということが直接的ではないですが、ことばの発達には大切になるのですね。

 

 

 

ことばの理解ができるようになるためには、ことばの記憶の辞書をいっぱいにすること、
そして大人が常に正確にことばを使うことが大切です。

　またことばの表現のためには大人が手本を見せて伝え、言えなかった表現を知ることが必要になります。

 

 

 

言語聴覚士の話の後は、保護者の皆様から沢山のご質問がありました。

「発音が気になる」「話をしているうちに話題が変わってしまったり脱線してしまう」

「お口のトレーニングをしているけど、上手くできない」「舌が長い場合の発音について」

・・・・など皆さんのご質問に言語聴覚士が一つ一つご回答をさせて頂きました。

 

 

 

お家でできるお口の動きのトレーニングや、ことばの発達を促すことば遊びの方法など

様々なアドバイスももらえました。

 

 

終了後のアンケートでは「家でできるトレーニングについて学べてよかったです」「普段言語聴覚士のお話を聞ける機会がないので、とても勉強になりました」「おしゃべりの部分だけ気にしてばかりでしたが、いろいろな経験が必要だなと知れてよかったです」・・など

のご感想を頂きました。

 

 

 

今回のスペシャルおしゃべり会に限らず、様々な療育の知識や情報を共有できるように、今後のおしゃべり会でも工夫をしていきたいと思いました。

ご参加くださった皆様どうもありがとうございました。

 

 

 

 

 

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