令和５年7月29日（土）１４：１０～１５：３０

 

放課後等デイサービス（2年生以上）のおしゃべり会を実施しました。

 

 

去る5月には、放課後等デイサービスの新1年生の保護者様を対象にしたおしゃべり会を

実施していましたが、今回は2年生以上の保護者様対象で、学校生活や家庭生活での気になること、困っていることなどをお話して交流を行いました。

当日は猛暑の中に関わらず6名の方がご参加くださいました。

 

 

初めに、それぞれがお話ししたい話題を紙に書いて頂き、それを箱に入れてくじ引き形式で

話題を決めながら、お話をしていきました。

「夏休み、どう過ごしていますか？」

「お子さんの対応どうしていますか？」

「板書について、各学校や家庭でどのように対応していますか？」

「中学校の選択について」

「子どもの正義感と親の付き合い方について」

「学校生活（クラスメイトとの距離感・登校拒否・イライラの対処方法）について」

 

出された話題は以上のような内容でした。

 

 

「板書」についてそれぞれが学校の様子をお話しくださいましたが、学校や担任の先生によってその内容はかなり異なることがわかりました。

また全体的に言えることは、最近はタブレット学習が主流になってきているため、板書をすることがかなり減ってきている様子でした。

「板書」が苦手なお子様は多いですが、それぞれの特性に合わせた学習方法が認められて、

それぞれが学びやすい方法で学力をつけられることが一番必要なことだと感じました。

 

 

また、お子様の「正義感」が原因で、言わないでよいことを周りの人に言ってしまい、トラブルになることを悩んでおられるかを尋ねたところ、全員の方が「悩んでいる」「困っている」と言われました。

正しいことを言っているけれど、上級生や知らない大人の人に言ってしまうので、その場で言うのではなく「言いたいことがある時は、お母さんに言って」と伝えています。という方もおられました。

また、様々なトラブルが原因で感情がコントロールできにくいことについてもお話が広がりました。

そこで、現在ふれ愛の放課後等デイサービスで行っている「アンガーマネジメント」についてご紹介をさせて頂くと、ある方から「そう言えば、家で自分で怒りを抑えるような行動をしていたけど、あれはふれ愛で教えてもらっていたんですね・・・」との嬉しいお話も聞かせてもらいました。

「アンガーマネジメント」について繰り返し全体で確認をすることを行っているので、それがお子様達に浸透してきているのだと感じ、大変意味のある取り組みなのだと改めて思いました。

 

 

また「学校に行きにくくなっている」と悩みをお話し下さった方がおられましたが、学校の中には担任・支援級の先生だけではなく、養護教諭・スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーなどの多職種の先生方がおられるので、学校の中で様々な方に関わってもらうことが、お子様だけではなく保護者の方にとっても非常に心強いサポートになるとのお話もありました。

 

 

こうしてそれぞれの困りごとや悩みをお話しすることで、お互いに悩みを共有できたり、また新たな気づきをもらえることがありますね。

短い時間でお話しし切れなかった方もおられたかと思いますが、これからも保護者の方同士がお互いに繋がりを持って、支え合っていけるような関係作りの場を築いていきたいと思います。

 

 

 

ご参加くださった皆様、どうもありがとうございました！

 

 

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