令和５年８月２４日（木）１５：１０～１６：２０

（木）感覚運動クラスおしゃべり会を実施しました。

 

 

現在、北校では木曜日に「感覚運動クラス」を行っています。このクラスの目的は

「自分の身体のイメージが持てるようになり、身体を動かす楽しさや心地よさを
知ることができる。」

「身体の使い方が上手になるように基本的な運動操作（協応性・姿勢・バランス等）
を集団遊びの中で取り組む」

「微細運動を継続的に行い手の平全体や指先の使い方が上手になる。」

ことをねらいにしています。

 

 

　今回のおしゃべり会は、その感覚運動クラスの保護者様にお集まり頂きました。

　そして、「感覚」についての基礎知識を皆さんで学び、苦手な感覚を伸ばしていくための
「遊び」のご紹介などを行いました。

 

　

　お子様の「気になること」の多くが「感覚統合」で説明がつき、例えば「触覚」の働きのバランスがとれていないと、お母さんに触れられる、お友達が手をつないでくるなどの時に、
その刺激を不快・危険と感じてしまい、避けようとしたり、刺激を避けるために相手を攻撃したりすることにつながることをお話しました。

様々な行動の理由がわかると、よりお子様の理解につながっていきますね。

 

 

 

また、筋肉の動きを調整して体をコントロールし、スムーズに動かす「固有覚」が未発達だと、手先が不器用だったり、姿勢が崩れやすかったりすることもお話をしました。

　姿勢が崩れやすいことを困っておられる方は多く、

保護者の皆様はメモを取りながら、とても熱心に聴いてくださっていました。

 

 

 

 

「感覚」の情報処理がスムーズにできるようになるには、身体を使った遊びを楽しみながら続けることが大切です。

ご家庭の中では、保護者の方も遊びを柔軟に捉えて、これからも親子で楽しんで遊んでくださいね。

 

 

 

 

最後は、保護者の方より質問や日頃の困りごとなどのお話をして頂きました。

日頃の療育ではなかなかお母さん同士ゆっくりとお話をしてもらう機会がないので、お互いの
悩みを口に出したり、聞いてもらったりすることができ、終わってから「楽しかった」とご感想
を頂きました。

今後も「おしゃべり会」がより多くの方に有効にご活用頂ければ嬉しいなと思います。

 

 

ご参加くださった皆様、どうもありがとうございました。

 

 

 

 

 

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